喫煙者と非喫煙者の共存を可能に

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昨今世の中では「空気の質」が問われる時代となっています。
2020年4月に改正健康増進法が全面施行され、屋内は原則禁煙となり、専用喫煙室のみで喫煙が可能となっている中、「分けるべきはタバコの煙であって、人ではない。」というコンセプトのもと、クリーンエア・スカンジナビア株式会社は「脱煙機能付き喫煙ブース」(分煙キャビン)を通じて非喫煙者と喫煙者がお互いを尊重し合いながら、受動喫煙の被害なく共存できる環境を提供しています。
今回はクリーンエア「脱煙機能付き喫煙ブース」(分煙キャビン)の魅力について、久保さんにお話していただきました。

必要設備は「屋内で100V電源のみ」

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――分煙キャビンの概要・PRポイントを教えてください。
久保さん：

クリーンエア分煙キャビンはタバコの煙や空気中の粉塵を瞬時に捕集する分煙機です。
屋内で100V電源があればどこにでも設置が可能な商品です！設置場所付近にスプリンクラーがある場合、場所や地域によっては消防署の指導で散水障害回避のためスプリンクラーや感知器の取り付け工事が必要になる場合がありますが、基本的には電源さえご用意いただければ喫煙室のために新たに部屋を用意したり、水も不要な為大掛かりな設備工事なども必要ありません。限られたスペースを有効活用し、賃料などのコストも削減することが可能となります。
展開サイズも2名～8名用まで幅広いラインナップを揃えており、最近「1名用サイズ」も販売開始をしており、ホテルや社長室等にご検討いただいております。

――一般的な喫煙ブースとの違いを教えてください。
久保さん：

クリーンエア分煙キャビンは「脱煙機能付き喫煙ブース」という括りになり、正確には「喫煙所」ではありません。どれだけ空気を綺麗にしているかという法律の基準があり、その中で喫煙ブース・分煙キャビンを屋内に設置する場合、下記の3条件を満たしてタバコの煙を浄化することが求められています。

1.総揮発性有機化合物の除去率が95％以上
2.当該施設により浄化され、室外に排気される空気中の浮遊粉じん量が0.015mg／m3以下
3.出入口で、室外から室内に流入する空気の気流が0.2m／秒以上

出典：厚生労働省「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」
当社製品は、粉塵の捕集率はほぼ100％且他社製品と比較して室内に設置しても気にならない「音の静かさ」が強みとして挙げられます。
タバコの煙は上部に上がっていく性質がある為、その特性を活かして壁側のフィルターに向かって煙を向けていただくことで匂いをタバコの煙と臭いを完全に除去し、快適な空気環境を提供することができます。発生した煙が拡散する前に素早く捕集することでタバコの煙と臭いを完全に除去し、喫煙者と非喫煙者の共存を可能にしています。
他社製品だと分煙ブースを導入しているお客様自身でメンテナンスを行ってもらう「セルフメンテナンス」を認めている会社もありますが、どうしてもメンテナンス頻度がお客様の基準になることで交換時期が不定期になりがちで法令順守ができなくなる可能性が高いため、当社ではお客様自身でのセルフメンテナンスではなく、責任を以て自社でメンテナンスの頻度を確認しながらサービスを実施している点が強みです。

タバコ臭問題からの解放でより働きやすい職場環境を実現

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――分煙キャビンを導入中の企業様からのご感想を教えてください。
久保さん：

喫煙室からの匂い漏れ問題等で分煙キャビンを導入される企業さんが多いのですが、匂いが全くなくなり、非喫煙者からのクレームが無くなったというお声が一番多いです。執務室内に分煙キャビンを設置したことでタバコ休憩のたびに喫煙室や屋外に出る喫煙者と、それ以外の非喫煙者という社内の２つのグループの分断というものが無くなり、社内コミュニケーションやワークフローを円滑に保てるようになったというご意見もいただいています。
呼気の中の匂い対策まで分煙キャビンでできるため、喫煙後執務室に戻った際にも非喫煙者が不快な思いをすることが無くなったという嬉しいお声もございます。

――発注から導入までの基本的なスケジュールを教えてください。
久保さん：

契約書締結後一カ月以内には導入可能です。
導入フローとしては社員人数の内喫煙者数（オフィス人口の3割で算出）を割り出し、キャビンサイズを選定した後にメンテナンス回数等をご相談し、設置完了となります。最近は小さめサイズ「2－4名用キャビン」が人気となっております。

――どのような方にご紹介してほしいですか。
久保さん：

メンテナンスの頻度が標準で3カ月に一度発生する為、大規模なビルへの導入となると設置数とメンテナンスの回数がかさんでしまう為、規模ですと200－300人以下の企業様への導入がメンテナンスの関係からも導入しやすいと考えております。

昨今ではビル共用部の「既存喫煙所の排気」が問題になっていることがあるため、「脱臭」としての機能を活かし喫煙所内に分煙キャビンを追加で設置し、綺麗な空気を排気するという導入事例もございます。

――新商品やイベント情報等はございますか。
久保さん：

新商品については、昨今個室での利用ニーズの高まりもあり、１名用の分煙キャビンが登場しました！カラーも落ち着いたブラックで内装を邪魔することなくお使いいただけます。また、オプションになりますが入り口にロールスクリーンも設置できるようになるなど目隠しもできるようになりました。

イベント情報は、2025年の2月に東京ビックサイトで開催の「国際ホテル・レストランショー」に出展予定です。実機を見ていただける良い機会ですので是非お越しください！

―本日は、ありがとうございました。

プロフィール
クリーンエア・スカンジナビア株式会社
営業本部　デピュティ　マネージャー

久保　新悟
クリーンエア・スカンジナビア